韓国語学習者にとって、資格試験は必要なのか不要なのかという永遠の問題。
海外で留学や就職するわけじゃないし…
ただ少し話せるようになりたいだけだし…
韓国語学習の目的は人それぞれ。このような方にとって資格試験は受ける必要はないのでしょうか。
私も少し話せるようになりたいだけの趣味レベルでの学習でした。
本記事では、自身の経験をもとに私の考えをお伝えします。ぜひ参考にしていただけますと幸いです。
『アンニョンハセヨ』しか知らない韓国語ド初心者だった私が、30代から韓国語を”スキマ時間の独学”で”ある程度のレベル(TOPIK5級)まで”習得した学習の道のりをシェアします。
迷っているなら受験しよう
結論、受けた方がいいです。
長い言語学習の道のり。
学習を進めていくにつれて、話せるようになるためにはどんな勉強をしたらよいのか分からなくなり、壁にぶち当たります。
資格試験を受けてみるか?いや、試験のための勉強をして話せるようになるんか?学生時代に英語の試験勉強をしたはずな0のに、まったく話せるようにならんかったやんけ…。
どうやって勉強したらいいんだ?
言語学習は長く孤独な戦いです。そして、毎日一生懸命勉強しているつもりなのに成長を実感しづらく、永遠に習得なんてできないような気がしてきます。
現在迷いが出ている方もおそらくこんな気持ちでしょう。
目標を見失いかけている方、心が折れそうになっている方は、思い切って資格試験のための学習に切り替えてみるのがいいと思います。
当然、試験対策自体は話せるようになるための学習ではありませんし、試験に合格したところで突然ペラペラと話せるようになるわけではありません。
とはいえ、学習の成果が感じにくい言語学習において、『話せるようになりたい』という目標は、遥か遠くにそびえ立つ高い壁です。多くの学習者はこの壁にたどり着く前に、自分の居場所を見失い力尽きてしまうのでしょう。
そうならないために、まずは目の前にある少し頑張れば超えられそうなハードルを自分で設置し、それを超えることだけに必死になりましょう。
私自身、この試験がなければ間違いなく道半ばで力尽きていました笑
韓国語初心者ならば、まずはハングル検定5級に合格することを目標に勉強してみるのがいいと思います。
このように、目の前にハードルを設置し続け、いくつもいくつも超えた結果、ふと気がつくと初めに見ていた『あの遥か遠くの壁』が目の前に見えてきます。
個人的には、中級レベル(ハングル検定3級、TOPIK3~4級程度)までは、基礎固めとして試験のための勉強だけでもいいぐらいだと思っています。
試験を突破した後は?
もちろん試験勉強だけでは、話せるようになりません。
これは、みんな学生時代の英語で実感していることかと思います。
試験勉強で、単語力、文法力、聞く力がある程度身につくはずですので、あとは話す力が必要です。これがなければ、どれだけ難しい試験を突破しても話せるようにはなりません。
話す力の鍛え方に関してはまた別記事で解説します。
おわりに
「小さなことを積み重ねることが、とんでもないところへ行くただ一つの道」
元プロ野球選手 イチロー
言語学習はまさにこれです。毎日の積み重ねは小さく、日々の成長を感じることはほとんどありません。
しかし、ある日ふと気づくんです。
あれっ・・・?ワイ一年前よりめっちゃ韓国語できるやんけ・・・!諦めなくてよかったっ・・・!(泣)
あの頃より遥か高い場所にいることを。
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